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1時間47分で1000億!今年の「ダブル11」データ発表

2018年 11月 11日17:12 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 10年前に中国のネット通販大手のアリババが行った特別セールを起源とする「ダブル11の日(11月11日)」は、1年に1度の「買い物の祭り」としてすでに定着した感がある。

 今日は11月11日。アリババによると、ネット通販サイト天猫(Tmall)の売上高は今朝1時47分、つまりイベント開始後わずか2時間足らずで1000億元を突破し、再び記録を更新した。昨年の場合は100億を達成するのに9時間かかっている。

2018天猫ダブル11イベント。引取総額をリアルタイムでスクリーンに表示。(撮影:央広網記者·梁爽)

 2018天猫「ダブル11」イベントで、天猫の靖捷(ジン·ジエ)総裁は、「ダブル11の意味はすでに変化している」、と以下のように語った。

 「まず、今年の『ダブル11』はアリババのデジタル経済体の『ダブル11』となっており、つまりこのイベントは経済体全体のすべての業務に関係がある。そして、アリババが従来の小売業態とは異なる「新小売(ニューリテール)」構想を試みた初の『ダブル11』でもある。消費者は今回のイベントで、オンラインとオフラインの融合を感じることができるだろう。最後に最も重要なのは、『ダブル11』がすでに世界的なイベントとなっていることだ。第1回中国国際輸入博覧会が閉幕したばかりの今、世界から品質のよい商品を手に入れられることを消費者は感じているだろう。また多くの中国製品が海外に進出することも可能なのだ」、と述べた。

 今年の「ダブル11」イベントが10周年である点にも注目すべきだ。10年間で「ダブル11」は、独身者のための特別セールイベントから、商業のオリンピック大会へと成長した、との指摘もある。今回の「ダブル11」は、世界中から18万ブランドの参加を呼び込み、新たな記録を樹立した。

 取引の速度も最高記録を更新した。今日未明のデータによると、天猫での1秒あたりの注文数は最高で49.1万件に達した。

(編集:W)