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社会

中国のごみ発電、「都市·農村一体化」段階に入る

2018年10月11日 8:34
 提供:新華網日本語

村・鎮がごみに包囲される「ごみ囲城」や、大気汚染の原因となるわら焼却などの課題に対応するため、中国で急速に発展しているごみ焼却発電が「都市・農村一体化」の段階に入っている。

「郷村振興戦略規画(2018~2022年)」を行動に移すため、光大集団(China Everbright Group)はこのほど、「4大計画」と「800プロジェクト」を発表した。具体的には農村観光計画、トイレ革命計画、先進ごみ焼却発電計画、生態環境保護計画の4大計画の実施と、今後5年間で100の特色ある観光プロジェクト、400カ所のエコトイレ建設プロジェクト、200の「都市・農村一体化」ごみ焼却発電所建設プロジェクト、100の汚水・有害廃棄物処理・土壌修復プロジェクトからなる計800のプロジェクトを含む。

また「農村居住環境整備3年アクションプラン」に基づき、都市・農村の発展と、生産・生活・生態を一本化するという。条件が整った地域では、都市・農村のごみ・汚水処理の統一計画・建設・運用・管理を普及させる。光大集団の李暁鵬(り・ぎょうほう)会長は「都市・農村一体化」ごみ焼却発電モデルは、都市・農村生活ごみ処理プロジェクトと農林廃棄物処理プロジェクトを通して計画、建設、管理を一本化しており、ごみ焼却発電とバイオマス発電の「ワンストップ」処理を実現し、土地の節約、管理の協力、施設の共有による規模の経済効果を達成することになると述べた。