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「スーパーハイブリッド稲」平均収穫量、過去最高値更新 箇旧市

2018年 9月 4日22:34 提供:新華網日本語

中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州箇旧(こきゅう)市にあるスーパーハイブリッド稲を試験的に集中栽培する「箇旧モデル基地」に広がる100ムー(約6・67ヘクタール)余りの水田で今年、1ムー(約667平方メートル)当たりの平均収穫量が1152・3キロを記録し、過去最高値を更新した。

福建省農業科学院、華南農業大学、中国水稲研究所、貴州省農業科学院など機関の専門家や教授で構成される検証チームは2日、同市大屯鎮新瓦房村委員会の水稲「超優1000」を植えた101ムー(約6・73ヘクタール)の水田を訪れ、現場で収穫量の測定検証を行った。

検証チームのリーダーで福建省農業科学院元院長、中国科学院院士(アカデミー会員)の謝華安(しゃ・かあん)氏は、「チームは水田を視察した後、農業部規定のスーパー稲の収穫量測定法と計算式に従い、ランダムに3枚の水田を選び測定を行った」と語った。水田3枚の1ムー当たりの収穫量はそれぞれ1163キロ、1209・5キロ、1084・5キロで、1ムー当たりの平均収穫量は1152・3キロを記録。スーパーハイブリッド稲の100ムーモデル水田における1ムー当たりの平均収穫量で再び最高値を更新した。

水稲研究の権威で中国工程院院士の袁隆平(えん・りゅうへい)氏が命名した「箇旧モデル基地」では、2009年からハイブリッド稲の試験栽培が行われ、袁氏のスーパーハイブリッド稲収穫量向上重点事業に第3期から第5期まで参加し、その収穫量は毎年新記録を更新してきた。2015年は102ムーの水田に植えられ、1ムー当たりの平均収穫量1067・5キロを達成した。2016年は101ムーの水田で1ムー当たりの平均収穫量は1088キロ。2017年には101ムーの水田で1ムー当たりの平均収穫量は1073・5キロを記録。3年連続で100ムーモデル水田での1ヘクタール当たり収穫量16トンという高い生産目標を達成した。

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