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深夜の救助活動 四川省川西高原

2018年 7月 16日19:42 提供:新華網日本語

中国四川省の川西高原で7月初めから降り続いた豪雨により、ヒヤリとさせる一幕があった。周囲で洪水や土石流が発生し、携帯電話が通じず、人影もない場所に夜間21人が取り残されたのだ。幸いなことに、夜を徹して行われた救助活動により、全員が無事救出された。

同省アバ・チベット族チャン族自治州の松潘県公安局指揮センターは10日午後9時20分ごろ、自家用車で観光に来ていた団体が景勝地「黄竜」の丹雲峡付近で動けなくなり、至急救助が必要だという通報を受けた。同県では豪雨が降り続き、現場の道路は前後共に崩壊し、自動車8台が閉じ込められ、21人が危険な状態に陥っていた。

取り残されていた人たちは11日未明、腰までつかる洪水の中を救助隊員に支えられながら手をつないで進み、救助隊の車が待つ場所まで渡り切り、事なきを得た。(記者/周相吉)

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