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チベットタンカ画院、タンカ画家300人余りを無償育成

2018年 7月 16日16:42 提供:新華網日本語

中国チベット自治区ラサ市にあるチベットタンカ画院は、2012年から累計1200万元(1元=約17円)以上を投入し、タンカ専門の画家300人余りを無償で育成、千人もの雇用を生み出した。同画院で教育を受けた人と、その下で関連業務に就く人を合わせると、同自治区で現在タンカ関連の仕事に就いている人全体の30%を占める。

同画院の敷地面積は約3千平方メートルで、100人余りの契約タンカ画家を擁し、伝統的タンカの分野で最も大規模で影響力のある専門学校だ。同画院は長年にわたり無償の学生募集や学校運営を行い、多くの貧困家庭の子どもにタンカ美術を系統的に学び、仕事に就く機会を与えただけでなく、チベットタンカ芸術の保護や伝承、産業化の発展に必要な人材を送り出した。

タンカはチベット族の特色ある芸術仏画であり、千年以上の歴史を持つ。大まかな統計によると、チベット自治区では現在、2千人余りの専任タンカ画家が高品質なタンカを毎年千枚以上制作しており、年間生産額は1億元を超える。タンカは2006年に中国の国家級無形文化遺産に指定された。

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