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国内外の専門家、遼東地区のクヌギの森の経営発展で協力

2018年 7月 14日8:42 提供:新華網日本語

「遼東地区クヌギ経営発展対策」フォーラムが7月8日から11日までの4日間、中国遼寧省の本渓県で開催された。国内外から訪れた著名な専門家達が、遼東地区のクヌギの森の経営状況について現場を視察し、指導と提言を行った。

クヌギは世界で最も寿命の長い樹木の一つで、中国の天然林を構成する重要な要素でもある。木材の利用価値は紅木に次いで高い。クヌギは一般的に、芽生えてから15〜20年間成長した後自然に退化するが、成長期に人の手が加わると、約100年にわたって成長し繁殖する。現在中国に広がる1600万ヘクタール以上のクヌギの森は、人の手を加えるのに最適な時期が残り少なくなっている。クヌギの天然林に対し速やかに科学的なアプローチを行い、等級や区分を分けた経営が非常に重要となっている。

期間中、中国林学会はポルトガルの森林経営専門家1人と国内の林業専門家15人からなる専門家グループを派遣し、本渓県のクヌギの森の経営状況を実地視察した。現地の林分構造(森林の構成状況を空間分布として表したもの)や立地などを十分に調査し、今後の経営方針について指導や提言を行った。

同フォーラムは中国林学会と遼寧青山緑水科技有限公司が共同で開催した。期間中、双方は「北方クヌギ経営研究所」の共同建設に関する協定を締結し、遼寧地区におけるクヌギの森経営の健全な発展推進に合意した。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

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