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中国、公共事業に全力 ロープで金沙江を渡る時代終わる

2018年 7月 11日19:12 提供:新華網日本語

10日、完成した両岸を結ぶ大橋を往来する車や人。(小型無人機から)

四川省布拖県馮家坪村と雲南省巧家県鹦哥村を結ぶ大橋が10日、2年半に及ぶ工事を経て基本的に完成した。過去20年間、金沙江の両岸に張ったロープの「鹦哥溜索」を使うのが、周辺の住民が金沙江を渡って親戚や親友を訪ねたり、通院や通学をするための唯一の方法だった。そしてこれは金沙江(長江の上流部)両岸を結ぶ最後の溜索だった。同省交通庁の資料は、中国の「溜索改橋」(溜索に代わる橋を架ける)工事が最も困難なのが四川省であることを示している。過去5年間に、同省は10億元を拠出し、77の「溜索改橋」工事を全面的に推進し、これまでに70以上の工事を完成させ、省内500村の十数万の住民が「溜索」利用の日々に別れを告げた。(新華社記者/江宏景)