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【画像】日本の外交官が見た中国西南部の大きなチャンス

2018年 6月 20日11:12 提供:新華網日本語

中日両国の協力によって完成した重慶初のモノレール、軽軌2号線。「高層マンションをモノレールが通り抜ける」姿はネットでも話題になった。(6月6日撮影)

在重慶日本総領事館の小松道彦総領事はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、昨年9月の着任時の重慶の様子について「その発展ぶりに大変驚いた」と語った。

小松総領事はこれまで、在中国日本大使館、在広州日本総領事館で16年勤務し、流暢な中国語を話す「中国通」だ。赴任前に周囲の人から聞いた重慶のイメージは「古くて汚い街で、大気汚染もひどく、経済発展も遅れた地域」だったという。しかし、重慶にやって来た小松総領事は、まずその発展ぶりに驚いた。街にはゴミ一つなく、大気汚染も改善し、林立する高層ビルの間をモノレールが走り、地下鉄や高速鉄道、高速道路も整備された美しい都市になっていたからだ。

重慶は西南地域唯一の直轄市で、在重慶日本総領事館は同地域唯一の日本の在外公館として、同市の他、四川や貴州、雲南の3省を管轄する。

小松総領事は「着任してすぐ成都、貴陽、昆明の各都市を訪れたが、いずれも経済発展を遂げ、立派な街になっていた」と感想を述べ、西南地域の大きな変化と数多くの投資のチャンスは、中国が提唱する「一帯一路」構想と密接に関係していると指摘した。