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中国福建省、2021年から大学入試の文理区分を撤廃

2018年 5月 25日11:12 提供:新華網日本語

中国福建省でこのほど開催された高考(中国の全国統一大学入学試験)の総合的改革と福建教育新しい征途フォーラムで、林和平中国共産党福建省委員会教育工作委員会書記・同省教育庁党組書記・教育庁長は席上、同省の高考の総合的改革内容を説明し、2021年から、文系理系(国語・数学・外国語3科目+文系総合科目、理系総合科目から選択)の区分を撤廃し、「3+3」(国語・数学・外国語3科目+選択3科目)モデルを採用すると明らかにした。

同省の高考の成績は2021年から、国語、数学、英語3つの共通科目の成績と、学生が自主的に選択する高校学業水準レベルの試験科目3つの成績からなり、大学の選別の基準とされる。試験は毎年6月に行うという。

同省はまた、普通高校学業水準試験制度を整備する。生徒は自らの趣味や特長、志望校の選択科目への要求に基づき、6科目の等級認定試験のうち3科目を選択し、試験を受けることができる。同試験は3年間の高校在学期間中、関連科目の勉強を終えると即時行われるという。

林氏は、同省における高考の総合的改革の方向として①公平性の確保②選択自由度の拡大③点数偏重論の打破④画一的処理の克服―を挙げた。

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