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「ユーザー識別」機能搭載 syberOS3·5発表

2018年 5月 23日14:12 提供:新華網日本語

人工知能(AI)技術に基づき、声紋と動作によってユーザーの識別が可能で、外部からの多重サイバー攻撃に対し動態的防御を行う、斬新なAI搭載モバイルスマート端末オペレーティングシステムsyberOS3・5がこのほど、2018年中国北京国際科技産業博覧会で正式に発表された。安全性が高く、AI搭載で操作が容易な新世代の中国国産オペレーティングシステムに業界の注目が集まっている。

元心科技移動政務事業部の林明祥総経理(社長)によると、パスワードセキュリティーはモバイル端末と携帯電話の使用安全性に関わり、従来の静的(固定)パスワードは容易に外部から解読され、現在比較的流行している顔認証、指紋などの生態認証もコピーや偽造などの盗用が容易である。これまでとは異なり、syberOS3・5は多数のセンサーを通じて、特定の状況下の動作や習慣などのユーザー識別情報を多次元的に収集し、人工知能がユーザー固有の動作的特徴を継続的に学習し、ユーザーのIDを自動的に識別するという。

同社が開発したsyberOSはすでに評価保証レベル(EAL)4級の認証を取得しており、中国の情報セキュリティー分野の核心技術の空白を埋め、外国製モバイルオペレーティングシステムの独占に終止符を打つものであるという。業界の専門家によると、中国では近年、優秀な企業による独自端末オペレーティングシステム開発が相次いでおり、一部の核心技術分野では積極的に世界レベルを追っているが、民用レベルでの普及と応用には、まだかなりの差があるという。

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