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成都市、ストリートミュージシャン公認 夏の夜に風情添える

2018年 5月 21日8:42 提供:新華網日本語

「音楽の都」建設の構想を打ち出した成都市は、より良いストリートパフォーマンスの形式を市民に提供し、ストリートパフォーマンスで都市の魅力を高めるため、ストリートアートの規範化の促進に乗り出した。「快楽的孩子愛歌唱」(幸せな子どもは歌うのが好き)は幸運にも最初の公認ストリートアーティストの一組となった。

成都市は、ストリートアーティストのパフォーマンスの規範化を通じて、より多くの人々に成都のオリジナルの音楽を伝えると同時に、より多くのオリジナルのアーティストにパフォーマンスの舞台を与え、支持と拍手とを得させるねらい。成都のあちらこちらで聞かれる音楽は、よりロマンチックな顔を都市に与えている。

「快楽的孩子愛歌唱」(幸せな子どもは歌うのが好き)は、職業は違うがみんな音楽が好きな4人からなるストリートミュージシャンのバンドだ。19日夕方、メンバーの4人は四川省成都市の別々の場所からそれぞれ出発し、四川省体育館付近のショッピングセンター・来福士商業広場前の空地に集合した。ここがこの夜の演奏場所、成都市が定めた最初のストリートアートパフォーマンス地点の一つだ。

「音楽の都」建設の構想を打ち出した成都市は、より良いストリートパフォーマンスの形式を市民に提供し、ストリートパフォーマンスで都市の魅力を高めるため、ストリートアートの規範化の促進に乗り出した。今年3月末には、革新的なストリートアートパフォーマンスプロジェクトを打ち出し、春熙路やIFS、寛窄巷子、西村など30カ所のストリートアートパフォーマンス地点を発表。4月中旬からはアーティストを公募し、第一陣として47人(組)のアーティスト(バンド)にパフォーマンス資格を与え、ストリートアートパフォーマンスの規範化・専門化管理を進めた。

ストリートアーティストの公募後、成都市はアーティストの動的管理の実施を始めた。アーティストは、事前に申請した場所と時間にパフォーマンスを行い、市民や観光客は、ストリートアーティストのパフォーマンスを見て、「チップ」方式でオリジナルの音楽や新人アーティストをサポートする。ミュージシャンは自分のパフォーマンスで正式に収入を得られるようになり、ストリートアートの存続の道が開かれた。

「快楽的孩子愛歌唱」は幸運にも最初の公認ストリートアーティストの一組となった。バンドメンバーは童謡が大好きで、童謡のアルバムを作ろうとしていた時、成都市のストリートアーティスト公募の知らせに出会った。4人の意見はすぐに合い、まずはストリートパフォーマンスを通じて、良い童謡を市民に直接伝えることに決めた。この夜の2時間にわたるパフォーマンスでは、通りかかった多くの市民が足を止め、バンドのまわりに集まって座った。大人たちは童謡を聞いて幼い頃を思い出し、子どもたちは一緒に歌ったり踊ったりして、現場は和やかでロマンチックなムードに覆われた。

成都市は、ストリートアーティストのパフォーマンスの規範化を通じて、より多くの人々に成都のオリジナルの音楽を伝えると同時に、より多くのオリジナルのアーティストにパフォーマンスの舞台を与え、支持と拍手とを得させるねらい。成都のあちらこちらで聞かれる音楽は、よりロマンチックな顔を都市に与えている。(記者/張超群)