2018年民間用ドローン発展国際フォーラムが22日、北京で行われました。中国民用航空局の李健副局長は席上「向こう数年間、中国のドローン市場の規模は毎年30％以上増えていくだろう」と予測しました。

李副局長は「ここ数年間、中国でドローンの管理とサービスは進展を収めている。実名制が導入され、操縦者の管理が次第に改善されていき、主要空港ではドローンによる航空秩序を乱す妨害事件の発生が毎月減っている。次のステップとして、民用航空局は法律と基準のシステムを完備させ、ドローンの運営管理プラットフォームの構築を後押しする」と説明しました。

これまでに中国で登録されたドローンは18万機以上まで増加し、24000人が民間用ドローン操縦者資格を持っています。ドローンはゼネラル・アビエーション（一般航空）と貨物輸送航空など多くの分野に用いられ、2022年にかけて、農業生産と航空撮影にまで普及すると見られています。（殷、星）