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中国国産旅客機ARJ21、内モンゴル自治区初の運航

2018年 3月 21日20:11 提供:新華網日本語

乗客69人を乗せ中国内モンゴル自治区フフホト市から飛び立った中国国産旅客機ARJ21を使用したEU2781便が20日午後1時10分、ウランホト市に到着した。同旅客機が同自治区で乗客を乗せ運航したのは初めて。

ARJ21-700は中国が初めて国際民間航空条約に基づき独自に開発し、独自の知的財産権を持つ中短距離新型ターボファン搭載リージョナルジェット。座席数は78~90席、航続距離は2225~3700キロ、主に中心都市と周辺の小都市間の航路で用いられる。

同旅客機の初代チーフデザイナーの呉興世氏は「ARJ21-700は中国初の幹線旅客機の快適性基準に基づき設計されたリージョナルジェットで、同タイプの他の旅客機よりキャビン幅を0・4~0・6メートル広くし、乗客の快適さをできる限り追求した」と説明。同旅客機は幹線旅客機の基準に基づき、電子化とスマート化の水準を上げ、パイロットの操縦がより簡単になったという。

同旅客機の製造企業、中国商用飛機公司の担当者によると、内モンゴル自治区は東西の直線距離が2400キロ、南北は1700キロあり、典型的な地域航空輸送の市場に属している。同旅客機の特徴とマッチし、主なターゲット市場の一つでもある。今回の就航は、ARJ21の同自治区における初めての線路運行のお披露目となり、今月20日から30日までの期間に行われるという。

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