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第7回「中国清潔・節水全国運動」開幕式 北京で開催

2018年 3月 21日16:05 提供:中国国際放送局

26回目の「世界水の日」を控え、中国環境保護部宣伝教育センターと花王(中国)投資有限公司の共同主催による「エコ生産で美しい中国を」と題したフォーラム、そして「1世帯1年間1万リットルの節水(中国語表記:清洁节水中国行一家一年一万升)」をテーマとした節水全国運動の開幕式典が20日、中国環境保護部日中友好環境保護センターで行われました。

(2018中国清潔・節水全国運動の開幕式典)

日中友好環境保護センターの董旭輝総工程師、環境保護部宣伝教育センター代表、花王(中国)投資有限公司董事長兼総経理の中西稔氏ほか花王の関係者、ボランティア学生の代表や地域住民など、約200人が出席しました。

「暖かな成長(中国語表記:温暖成長)」をテーマとしたセッションで、学生、市民、メディア、政府代表らが環境保護運動に参加し続けた感想を分かち合い、節水意識の向上や、日頃からの小さな環境保護活動を積み重ねることの大切さを強調しました。

7年目に突入した「中国清潔・節水全国運動」の今年の計画について、環境保護部宣伝教育センターのエン世東副センター長は、「生命にとって最も重要な水資源を保護するため、初の試みとして、大学の環境保護サークルに支援金を提供し、環境保護に努める若き力を一層育む。同時に、節水の大切さや知識を更に広く普及させていきたい」と述べ、今年は約85万人が環境保護活動に加わると予測しています。

(闫世東副センター長)

(花王株式会社柳田康一サステナビリティ推進部部長がエコ生産の取り組みについて紹介)

式典の最後に、花王(中国)投資有限公司董事長兼総経理の中西稔氏が中国語で「エコ生産イニシアチブ」を読み上げました。エコな生産を本格推進し、企業として社会的責任を担い、また美しい中国の建設に力を注ぐよう呼びかけました。

(中西稔董事長)

この活動は2012年に始まり、全国30以上の都市で様々な節水運動を催しています。これまでに36万人のボランティアを育み、10万世帯が節水の恩恵を受け、1000万人以上が間接的に環境保護に取り組んでいるということです。(文責:張怡康、写真:張怡康花王のホームページ)