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<全人代>障害児の義務教育普及率が90%超に

2018年 3月 19日15:22 提供:中国国際放送局

中国障害者連合会の魯勇理事長は19日、障害のある子供への義務教育の普及率が90%以上に達したと発表しました。

これは、第13期全人代第1回会議の取材通路で、記者の質問に対して答えたものです。魯理事長は、「0歳から6歳の障害児の数は168万人で、このうち貧困家庭の子供が22万人いる。一般の子供たちと同じように義務教育を受けさせるため、政府は条例を修正して特殊教育の改善計画を打ち出した。また、実名によるデータベースを設けて、貧困な障害児の入学を進めている」と答えました。

また魯理事長は、「およそ24万人の障害児が十分に義務教育を受けられない状態である。特殊教育を改善することにより、障害児を一般の学校に入学させたり、特殊学校に入学させたりする取り組みを進めているところだ。この他、通学が難しい場合は、訪問教育や遠隔教育なども実施していく」と述べました。(怡康、森)