雲南省昆明で13日、雲南大学研究センターによる「瀾滄江―メコン川協力青書」が発表されました。昨年から今年にかけての事業の問題点や動向が分析され、今後の取り組みへ提案が示されています。

これによりますと、「昨年3月に始まった瀾滄江―メコン川の協力メカニズムが本格実施段階に入った。政治的安全、経済と持続可能な発展、文化、相互連結、生産、貿易、水資源の利用、農業、貧困対策などで大きく進展を遂げている」と評価しています。

また、「今後は『一帯一路』の構築や周辺国との運命共同体づくりを念頭に協力を推進していく必要がある。具体的には理念の一致、地域連携、事業の相互推進、水資源の開発利用における連携を重要視する」としており、また適切な時期に「瀾滄江―メコン川協力ビジョン2030」を打ち出すとのことです。（鵬、森）