中国共産党中央総書記で中央軍事委員会主席でもある習近平国家主席は12日、中国農業学会の誕生100周年に祝賀のメッセージを送りました。

習主席はその中で、「中国農業学会は我が国の歴史ある農業学術団体であり、近代と現代の農業科学技術の発展を推進してきた。新中国誕生後、特に改革開放が始まってから、中国農業学会は共産党中央の『三農（農業・農村・農民）』問題対策をめぐって、農業科学技術の発展、農業と農村の現代化を推し進め、農業技術のイノベーションと普及を後押しし、人材を育成して、重要な役割を果たしてきた」と指摘しました。

また、習主席は「現在、中国の特色ある社会主義は新しい時代に入っている。農村部の振興戦略を実施し、供給側の構造改革とエコ農業の発展を推進して、貧困支援を深め、農民の生活レベルを向上させることなど、農業分野の人材が為すべき新しい任務は多い。中国農業学会は伝統を継承し、農業技術者を率いて、『三農』事業の発展に、より大きな役割を果たし、中国共産党の成立100周年（2021年）までに小康社会（いくらかゆとりのある社会）を築き上げるという目標の実現、新中国の成立100周年（2049年）までに強く豊かで民主的、文明的、調和のとれた社会主義現代化国家を築き上げるという目標の実現、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現にさらに取り組んでいくように」と期待を寄せました。（殷、謙）