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第12回孔子学院大会が開催

2017年 12月 12日16:13 提供:中国国際放送局

各国の大学の学長や孔子学院(孔子課堂)の代表らが中国語教育の世界への普及について話し合う、第12回孔子学院大会が12日午前、古都・西安で開幕しました。

「協力を強め、イノベーションによる成長を促し、人類の運命共同体の構築に貢献する」をテーマとする今大会は、12日から13日まで2日間の日程で開催されています。140カ国の大学の学長や孔子学院(孔子課堂)の代表、各国の中国駐在使節、教育部門の責任者、中国語教師の派遣先である国内の大学の関係者らおよそ2000人あまりが出席しています。

開幕式では、劉延東副首相が基調講演をしました。孔子学院は2004年に設立され、現地の様々なニーズに応え、共同構築・共有・ウィンウィンという原則に則って、取り組み内容を拡大してきたと説明し、海外での中国語教育を通じて交流を促し、友好の橋渡し役を果たしたと、過去の取り組みを振り返りました。その上で、「孔子学院は、海外の中国語教育の実施機関であり、また中国文化の発信場所として、世界に中国を知らせる窓口で、人的・文化交流の場である。各国の国民に中国の言葉や文化を学習する機会を与えるだけでなく、理解と友情を深め、互恵協力を進める大切な場でもある」と述べました。今後の発展について、異文化交流の更なる促進や、現地教員の増員、民間の参加、新たな技術を利用した教育手段の充実化などに期待を寄せています。

開幕式では、新設された10校へのボードの授与や、模範校70校や個人への表彰式が行われました。

また、今大会では初めてフォーラムを開催し、国内外の有名大学の学長や学者が「孔子学院の発展と人類運命共同体の構築」について話し合います。また、孔子学院の実績評価の管理や、教育リソースと文化プログラムの革新、中国語のテストや奨学金の支給、孔子学院のイメージ作り、孔子学院と中国の研究、「一帯一路」への孔子学院の参加など、これからの孔子学院の取り組みなどについて、大学学長の部で7つ、孔子学院長の部で8つのフォーラムが実施されます。

このほか、開催期間中に、孔子学院の歩みの展示、中国語教科書の展示会、中国グルメ文化展、教育成果展なども行われます。中国国際放送局(CRI)も出展しています。(ZHL)