ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 社会

中国初の地球一周観測船、第3ステップを終了

2017年 12月 12日15:20 提供:中国国際放送局

46回目の航行で中国初の世界一周海洋総合科学調査を実施している観測船「向陽紅01号」が10日午後、第3ステップの観測を終了し、補給のために南大西洋からチリのプンタ港へと向かいました。

第2ステップ、第3ステップを担当する首席科学者の李伝順氏によりますと、「向陽紅01号」は先月22日に南アフリカのケープタウンを出航し、28日に作業海域に到着した後、13日間にわたって海洋地質、海洋生態系、大洋循環流、海水化学、海洋マイクロプラスチックなどに関する総合調査を実施し、すべての任務を終えたとのことです。

「向陽紅01号」は、プンタ港で補給や乗組員の交代をした後、南極に向かい、極地観測船の「雪龍」と共同観測を行う予定です。地球全体を航行して、海洋観測と極地の観測をともに実施するのは、中国では初めてのことです。

「向陽紅01号」は8月28日に山東省の青島を出港しており、来年5月15日に青島に帰還する予定です。(殷、森)