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2017年 12月 10日14:37 提供:中国国際放送局
「協力を強め、イノベーションによる成長を促し、人類の運命共同体の構築に貢献する」をテーマとする第12回孔子学院大会が12日と13日の2日間の日程で、古都・西安で開催されます。10日午前、陝西省教育局で開かれた記者会見で大会内容を明らかにしました。
大会には、140カ国から大学の学長や孔子学院(孔子課堂)の代表、各国の中国駐在使節、教育部門の責任者、中国語教師の派遣先となる国内の大学の代表ら、およそ2000人あまりが出席することになっています。基調講演として、孔子学院理事会の会長を務める劉延東副首相が登壇します。
また、大会の開催に先立って、全国孔子学院活動座談会が開かれ、改革の強化や新しい時代における孔子学院の発展の方向性をめぐって討議が行われるということです。
今大会では、「大会フォーラム」が初めて開設され、国内と海外の有名大学の学長や学者が「孔子学院の発展と人類の運命共同体の構築」をめぐって討議します。このほか、会議開催期間中に、孔子学院の歩み展や、中国語教科書展示会、中国グルメ文化展、教育成果展など一連の展示会が行われます。
年に一度開催される孔子学院大会は、教育分野の「ダボス会議」と呼ばれ、世界規模で展開される孔子学院の一大イベントとなっています。
これまで、全世界の146の国と地域で、525の孔子学院と小中学校などで中国語教育を担う1113の孔子課堂が設けられています。2017年現在、各国・地域の孔子学院、孔子課堂の受講生は232万人、孔子学院・課堂が催した様々な文化イベントの参加者数は延べ1272万人に達したということです。(ZHL、星)