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中国、流動人口が2年連続で減少

2017年 11月 13日16:40 提供:中国国際放送局

中国国家衛生・計画出産委員会が発表した「中国流動人口発展報告2017」によりますと、去年の流動人口は前の年より171万人少ない2.45億人で、2年連続での減少となっています。一方で、「80後」(80年代生まれ)を中心に、若い世代では流動人口の割合が増え続けているとのことです。

国家衛生計画出産委員会・流動人口計画出産サービス管理局の王謙局長は、「去年の人口変化の傾向は前の年とほぼ同じであり、相変わらず都市部に向かっている。また、沿海部や河川沿い、鉄道沿線で人口密度が増えており、一方で流動人口は減っている。ここ数年『新生代』の流動人口が増え続け、人数割合で最も多くなっている」と説明しました。

なお、報告書によりますと、近年、流動人口が世帯化しており、平均世帯人数が2.5人以上を維持し続けています。流動人口における2人以上の世帯が占める割合は81.8%となっています。(雲、森)