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社会

人類が初めて重力波現象の観測に成功

2017年10月17日 14:38
 提供:新華網日本語

世界の複数の国家の科学者が16日、同時に記者会見を開催し、人類が初めて中性子星という星が合体した際に生じた重力波を直接観測し、同時にこの壮観な宇宙の現象が発する電磁波を「観測」したと発表した。

米国東部時間8月17日8時41分(北京時間20時41分)、米国のレーザー干渉計重力波観測所(LIGO)がこの重力波をとらえた。その2秒後、米国のフェルミガンマ線宇宙望遠鏡も同一の中性子星が発するガンマ線バーストを観測した。重力波天文台と電磁波望遠鏡を使用して同一の天体現象を同時に観測するのは、人類の歴史上初めてである。

様々な観測方法を特徴とする「マルチメッセンジャー」天文学が新しい時代に入ったことを意味している。

中国は、南極サーベイ望遠鏡「AST3-2」、国内初のX線天文衛星「慧眼」を含む複数の設備により、この重力波現象の観測に参加した。中国の科学研究者はまた、重力波スペクトルによって、金、銀などの重い元素が宇宙で生まれた謎を解明した。

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