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新潟市北京事務所10周年、「地方交流の先頭に」

2017年 10月 15日18:08 提供:中国国際放送局

新潟市北京事務所開設10周年記念レセプションが12日夜、北京市内のホテルで開かれました。新潟から駆けつけた篠田昭市長、在中国日本大使館の横井裕大使、中華人民共和国駐新潟総領事館の王華初代総領事、何平二代目総領事、中日友好協会の程海波副秘書長らがあいさつしたほか、新潟市北京事務所の池田比呂哉所長の招きで両国各界の関係者200人が集い、同事務所の設立10周年を共に祝いました。

篠田市長は挨拶の中で、新潟市が2015年に中国の青島市、韓国の清州市と共に東アジア文化都市事業を開催したことや、中国総領事館の協力を得て開催している新潟春節祭などを振り返り、「新潟は田中角栄元首相の出身地である。日中国交正常化45周年の節目の年に、事務所10周年を迎えたのも一つの縁だと思う。これからも新潟市が日中交流の先頭に立って頑張れるようにしていきたい」と意気込みを見せました。

横井裕大使は挨拶で新潟のお米とお酒のおいしさを強調した上で、「地方からの交流は日中両国の良好な関係の基盤となるものだ。今後の日中関係のさらなる発展のため、地方間交流の一層の支援を頼みたい」と訴えました。

中国側の代表者もそれぞれの実体験を織り交ぜながら、新潟と中国との交流を振り返りました。中でも、王華初代総領事は長岡出身の禅僧・雪村友梅にちなんだ言葉「春風は斬られまい」を引用して、中日の友好と交流が今後も途絶えることなく継続されるよう期待を述べました。

なお、新潟市北京事務所は同市が中国との経済交流および友好協力関係を一層強めるため、2007年4月18日に開設されたもので、日本の自治体の中では、北京で最初に設立された事務所でもあります。同事務所は2010年6月、日本で6カ所目となる中国総領事館の新潟市への設置を促しました。設立からの10年間、新潟市北京事務所は新潟県新潟市と中国との懸け橋としての役割を果たし続けています。

新潟から駆けつけた篠田昭市長

あいさつする王華初代総領事

会場の様子

(王小燕、梅田謙)