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大使館を騙る詐欺事件が頻発、外務省が注意喚起

2017年 8月 17日13:08 提供:中国国際放送局

近ごろ、海外で中国大使館の外交官などの立場を騙った詐欺事件が相次いで発生しています。

その手口は、現地に暮らす中国人に電話を掛け、「パスポートが期限切れになっている」「クレジットカードが盗用されている」あるいは「国際刑事事件に巻き込まれた」などと嘘をつき、提示した電話番号にかけ直させたり、個人の銀行口座番号を提示したりといった手順を経て、金銭を騙し取るというものです。

これを受けて、外務省の華春瑩報道官は16日、北京で開かれた定例記者会見で、「海外駐在の中国大使館を名乗って、クレジットカード情報の提供や送金、振込などを要求する電話あるいはメールを絶対に信じないように。怪しい電話やメールを受け取った場合は、直ちに大使館に連絡し、確認をとってほしい」と注意を呼びかけています。(非、謙)