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安徽省の黄埔村、美しい村の建設に取り組む

2017年 8月 14日13:57 提供:中国国際放送局

現在の中国でも、農業、農村、農民は依然として国家の経済と国民の生活にかかわる一番重要なことです。農業は14億に上る中国人の生存問題とかかわり、農村は2016年の統計データでは43%の中国人の基本的生活空間であり、また、5億8千万人の農民の生存と発展問題は中国の執政党と政府にとって、最も重要な責任の一つです。

中国東部安徽省安慶市潜山県黄埔村は、中国の数多い村の一つで、この村は土地面積が20平方キロあり、また1800の所帯と村民7000人余りを持っています。その美しい村を建設する際に、政府、企業、村民がそれぞれどんな役割を果たしているのでしょうか。

農業を発展させるには、土地がなくてはならない。ここ数年、中国政府は農村で土地改革を行っていると同時に、社会主義の新農村建設いわゆる「美しい村の建設」を押し進めています。土地政策の改革とは、農民が請け負っている農業用地は、その請負期間内に経営権を、他人への請け負い、他人への譲渡、土地の貸付など様々な形で大型専業農家、合作農場、農業パークを渡したりして、農業の規模経営を発展させます。

十年の発展を経て、黄埔村は大きく変貌しました。農民の収入が明らかに増加し、2016年一人当たりの収入が1万元近くになっています。村では、固定資産が2300万元に、経営的資産が1100万元に達しています。村全体の収入は2005年の150万元の赤字から2016年の280万元の黒字に転じています。

黄埔村が美しい村を建設するにあたって、政府、企業、村民がそれぞれの役割を果たしています。すなわち、政府が村民に公共的サービスを提供しその職責を果たしました。企業が市場経済のメインプレイヤーで、その目標は金を稼ぐことですが、その目的を達成しました。村民は農村の主人公で、政府が提供したサービスを受け、経済を発展させる中でよく働き、また自らの土地経営権を譲渡したということで、収入を得ました。つまり政府、企業、村民はそれぞれ自分の果たすべき役割を果たしたということです。(非、kokusei)