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日本人はなぜ「三国志」が好き

2017年 8月 7日15:36 提供:新華網日本語

「三国志」を題材とする映画やドラマは、中国人だけではなく、日本人にもよく知られており、人気も高い。ここ最近、中国で大ヒット中の大型歴史ドラマ「大軍師司馬懿の軍師連盟」はまだ日本で放送されないにもかかわらず、すでに大きな話題となっている。実は、日本人は「三国志」に対して中国人にも負けないほど興味津々であるという。

▽日本人は「三国志」が一体どれほど好きなのか?

1995年、ドラマ「三国演義」は日本のNHKで放送され、非常に高い視聴率を獲得した。日本人は「三国演義」を「中国で最も素晴らしい大河ドラマ(歴史ドラマ)」と賞賛した。ジョン ウー(呉宇森)監督による映画「レッドクリフ」(原題: 赤壁)は、日本で上映されたアジア映画の中で最も高い興行成績を記録した。

日本神戸市の長田区には、三国志の登場人物の彫像や三国志美術館、公園などが建てられており、まるで三国志テーマパークのようだ。さらに、日本では三国志検定までもある。この検定は2008年から、東京や名古屋、大阪などの都市で実施されている。受験料は少なくとも4980円かかるのだが、何千人もの受験者がいたという。

▽漫画やゲームで見られる三国志ブーム

三国志の題材の大ヒットは日本の漫画にも影響を及ばした。1971年から連載された横山光輝氏の漫画「三国志」は15年間の連載期間中に、単行本全60巻、6000万本以上が発売された。

三国志を題材とするゲームは、例えば「三国志」シリーズ、「三国志英傑伝」シリーズ、「三国無双」、「真 三国無双」など、実にたくさんある。