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全人代常務委員会、年度環境状況報告書を審議

2017年 4月 25日15:10 提供:中国国際放送局

第12期全国人民代表大会常務委員会第27回会議は24日午後、『2016年度環境状況と環境保護目標の完成状況と、環境保護法の執行検査報告への研究・対応、及び審議に対する意見の状況に関する国務院の報告』を審議しました。

報告書の前半部分では、2016年全国の環境の質改善の取り組みで得た成果を整理したうえで、「2016年の『政府活動報告』で指摘した環境保護の任務と目標は全て超過完成した」としたほか、中国が直面する環境の際立った問題にも言及しました。

報告書によりますと、「2016年中国の北京、天津、河北省、中部と東部の一部地域で秋季と冬季の大気汚染が依然として目立ち、全国のオゾン汚染問題は日増しに顕著化している。水質改善は不均衡で、一部の水塊が悪化傾向にあり、総リンの汚染問題が日増しに際立っている。農業用土壌環境の質の現状が厳しく、工業及び鉱業企業周辺の土壌汚染問題が突出している。全国全体の生態環境は『普通』だと言える」とした上で、「2017年、政府は生態環境の保護に一層力を入れ、大気、水、土壌の汚染問題などを解決するべきだ」としています。(RYU、kokusei)