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中国、高度なバイオセーフティー施設の建設を加速

2017年 3月 22日15:49 提供:中国国際放送局

科学技術省は21日、伝染病予防と治療に関する科学技術重点特別プロジェクトの一環として「応急システム建設の成果」を発表しました。

発表によりますと、コア技術の進歩と集積により、中国の感染症への対応能力は飛躍的な進歩を遂げ、感染症の予防・コントロールとそのための自主研究能力は世界トップレベルに達したということです。

中国は2008年に「エイズやウィルス性肝炎などの重大感染症予防治療」に関する科学技術重点特別プロジェクトを開始しました。これまでに、72時間以内に300種類の病原体をスクリーニングするシステムの基礎的な構築のほか、12のコア実験室、91の地域重点検査実験室と800余りの専門病院からなる多部門・多地域感染症モニタリングネットワークを構築してきました。

同プロジェクトは第13次五カ年計画期間中に、民生保障と疾病予防・コントロールの急な需要に重点を置き、感染症の診断、予防および治療技術と関連製品の自主的な研究開発を行っていきます。また、ハイレベルなバイオセーフティー実験室の建設を早めて、重大感染症の診断・予防・治療システムの完備に力を入れるとしています。さらに、2020年までに、各省に少なくとも一つのバイオセーフティーレベル3の実験室を確保することが目標として定められています。 (怡康、謙)