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福州の還暦老人は元宵節に欠かせない老舗の四代目

2017年 2月 20日11:00 提供:新華網日本語

福州市台江区蒼霞新城に、四代目の主人が営む老舗の団子屋「耳聾伯元宵店」がある。店の面積は小さい。メニューも団子、団子入りスープ、粽風団子、ピーナッツスープ、味付け卵など6品だけだ。歩いていても通り過ぎてしまうような店だが、元宵節の前後は十数トンの団子を売る。元宵節当日は1人2人前までの限定販売だ。

店の主人である林英徳さんは「2017年は『耳聾伯』の団子をもっと多くの人に食べてもらいたい。全省、全国、全世界の人に、この福州の伝統的おやつを伝えたい」と願っている。旧暦1月15日の元宵節にあたる2月11日の朝7時、一見何でもない店は人でごった返す。今年は支店を作るつもりだ。伝統の味、そして故郷の人情を伝えていきたいと考えている。