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「レゾリューション号」が南中国海目標海域に向かって出航、中国の南中国海深部計画が大詰め段階に

2017年 2月 14日16:07 提供:新華網日本語

新華社記者張建松撮

新華網「レゾリューション号」2月14日(記者/張建松)長く大きな汽笛が鳴り響く中で、中国と外国の科学者33人を乗せた米国の大洋掘削船「レゾリューション号」が13日正午、香港ビクトリア港の招商局埠頭を出航し、中国の科学者が主導する第三回南中国海大洋掘削を展開するため、南中国海の目標海域に向かった。それは中国の海洋科学における初の大規模な基本研究計画「南中国海深海変遷過程研究計画」(「南中国海深部計画」と略称する)が大詰め段階に入ったことを意味する。

南中国海は西太平洋最大の縁海で、中国沿岸外で最も重要な深海域でもある。国家自然科学基金委員会が2011年から「南中国海深海変遷過程研究計画」を始動している。

「南中国海深部計画」指導専門家チームリーダーで、同済大学海洋地質国家重点実験室の汪品先院士の説明によると、2017~2018年にかけて「南中国海深部計画」は全面的に集積される重大な大詰め段階に入り、各プロジェクトの豊富な成果を総括し、カギを握る重大な科学問題に焦点をあて、全体的な深層までの集積を推進し、ポイントを強化し、壁を突破していく。計画完了時に、国際一流水準の科学成果を示し、南中国海が大型国際科学研究を展開する「天然実験室」になるように推進し、縁海研究における国際的な模範を確立する。

(新華社より)