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中韓観光客がよく利用する日本のホテルが中国で大炎上

2017年 1月 17日14:28 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 日本のアパホテル客室内の冊子が南京大虐殺を否定していることを米国人が動画投稿して、中国で大炎上。「東京のアパホテルの客室に同ホテルグループ代表の元谷外志雄氏が執筆した右翼書籍が置かれていた」と発表した。書籍は南京大虐殺や韓国の慰安婦の存在を否定するとともに、「いわゆる日本人が犯した罪は、アメリカが原子爆弾投下のために作られた嘘である」と記述している。微博(中国のツイッター)で話題の動画がシェア55万回、5500万回再生された。

  アパホテルはアパグループの傘下ホテルで、創始者の元谷外志雄氏が代表を務める。その妻である元谷芙美子氏は社長を務める。同ホテルはチェーンホテルで、立地の良さや価格の安さなどで競争力を高め、日本人に人気があるだけでなく、中韓観光客の利用者も少なくない。日本メディアによると、旅行シーズンに外国人観光客の4割がアパホテルに泊まり、うち半数が中韓観光客で占められているという。

  しかし、多数の観光客はこのホテルの「政治的背景」を知らない。その秘密は客室の机の引き出しに隠されている。そこにはホテル代表の元谷外志雄氏が書いた『誰も言えない国家論』や『誇れる祖国「日本」――日本復活の提言』など右翼書籍が置かれているのだ。

  これに対して、中国の旅行代理店が取引中止という事態に。日本華王国際株式会社社長の賈正飛氏が、アパホテルと一切の業務を中止、と発表した。

(編集:兪静斐)