ようこそ、中国上海!
エコで未来を共有

Home >> 新着 >> 社会

JETRO日本観光フォーラムで新しい旅の傾向

2016年 5月 30日18:32 提供:中国国際放送局

  

  去年、日本に観光旅行にでかけた中国人は延べ500万人近くに上りました。中国人の日本旅行と言うと、買い物が注目されていますが、今後は健康診断と医療を目的とする新しいツアーが拡大していくと見込まれています。これを背景に、26日、JETRO(日本貿易振興機構)北京代表所が、北京で日本観光ビジネスフォーラムを開催しました。

  

  冒頭で、JETRO北京代表所の田端詳久首席代表は、このフォーラムを企画した背景や目的、今後の計画について紹介しました。

  

  袁静

  続いて特別ゲストによる講演が行われました。先ず、日本観光を紹介する中国語雑誌「行楽」の袁静社長が、「日本への個人旅行者の新しいニーズと日本側の対応」をテーマに講演し、今までの日本観光とは違う、近年、日本で人気の中国人の体験型観光の事例や日本の地方や企業による中国人観光客誘致の事例を紹介しました。

  

  李春鵬

  また、北京安諾至美健康科技有限公司代表取締役の李春鵬氏は、「日本の先端医療と今後の発展への考察」をテーマに講演しました。その中で、日本の先端医療の現場や中国人が日本で健康診断と医療を受けるメリット、更に中国の病院と日本の病院の遠隔医療診断システム開発の事例などを紹介しました。

  最後に、JETRO北京代表所の対日投資総監を務める金京浩氏が、JETROの組織紹介、及び中国企業が日本で投資や事業展開する際のJETROの支援策などを紹介しました。(取材・写真:任春生、チェック:keiko)