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雨水の節気:脾臓、胃を保養

2016年 2月 19日14:33 編集者:兪静斐

  

 雨水の紹介

 西暦の毎年2月18日前後は雨水の節気である。雨水については、「斗が壬を指すことが雨水であり、東風が凍を解して、氷と雪が全て解けて水になり、変化して雨になり、そのために、雨水と呼ばれる」。雨水は降雨のはじまりを示すだけでなく、降水量が増え始めることを示している。

  

 雨水の養生

 雨水の節気の自然界に対する影響に基づいて、養生篇の中で私は雨水の節気に「脾臓、胃を保養する」重要性を重点的に強調することと結び付けている。脾臓、胃は「後天的にそなわった本」で、「血、気の発生変化の源」であり、脾臓、胃の強弱は人が長生きするか若死するかを決定する重要な要素だと漢方医は考えているからである。中医学は脾臓、胃を「水、穀物の海」と呼び、気、血のめぐりをよくする機能がある。人体の機能の物質的基礎、栄養、気、血、唾液、精髄などは、脾臓、胃に化生し、脾臓、胃は元気旺盛で、源が十分で、臓腑の機能が盛んになることができる。

  

 雨水の飲食

 春季の気候が暖かくなり、風が多くなり、物が乾燥し、しばしば皮膚、口、舌が乾燥し、唇は乾いて裂ける現象が現れ、そのために、新鮮な野菜、果物を多く摂取し、体の水分を補充すべきである。春季は万物の発生のはじまりであるため、陽気が発生する季節に、脂っこい物の摂取は少なめにすべきで、陽の外への排泄を避け、さもなければ肝臓(木)の発生がオーバーとなり、脾臓(土)を傷つけることになる。