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中国民族音楽の現代化表現 『海上生民楽』が外国人の共鳴を呼ぶ

2022年 8月 26日18:08

  25日夜、『外国人が物語を語る』クラブのメンバーが、キャデラック・上海音楽ホールで中国民族音楽を楽しんだ。今年は上海風民族音楽の新紀元を拓くグレードアップ版の『海上生民楽』が演奏され、観客は中国民族音楽と光と影、舞台空間が融合した視覚と聴覚の二重の舞台に魅了された。

  

  箜篌、笙、中阮、琵琶、二胡などの中国の楽器に、アフリカドラム、ドラム、さらにエレクトリックベースなども加わった伝統風の音楽と西洋風のコラボは、中国古典楽器を現代化に表現して、伝統的なイメージを変えた。チャルメラとロックの共演で会場の雰囲気は大いに盛り上がり、「チャルメラとラップのような音楽がコラボして驚きました」と、フランスの楽蓋曦さんは述べた。

  

  二胡を勉強している楽蓋曦さん

  ドイツの女性・グレイスさんは、箏と箜篌に興味を持っていて、リコーダー本を勉強している。グレイスさんの母・周舟さんも、どの楽器も新鮮で面白く、視覚と聴覚の盛宴を楽しんだと述べた。

  

  箏と箜篌に興味を持っているグレイスさん

  

  演出を讃える柯文思さん

  イギリスの映画監督・柯文思さんは舞台演出を讃え、「これらの楽器は千年前、ここ中国で誕生したことを知った。非常に興味深く、中国の音楽をぜひ映画に取り入れたい。もう一度コンサートを聞きに来るつもりだ」と述べた。

  

  外国人と交流する羅小慈団長(左)

  「『海上生民楽』が人々のライフスタイルになって欲しいと思うが、それははるか先のことではない」と、上海民族楽団の羅小慈団長は語る。「中国音楽文化の様々なエレガントな要素は、現代人にとって特に必要だと思う。民族音楽は民俗的というだけでなく、より多くのものを表現することができる」と述べた。

  上海音楽ホールの方靚総経理は、現在、伝統芸術をより人々に広めていくことを検討している。民俗楽団などの協力を得てコンテンツを表現し、音楽ホールが設備を提供することで、観衆に完璧な音楽体験を届けたいと考えているという。

  

  東方網記者の取材に応じる方靚総経理

  (編集:曹俊)