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二十四節気功法|処暑は主に足の少陽経筋を伸ばす

2022年 8月 23日12:48 提供:東方網

  処は去を意味し、処暑とは暑さがおさまる意味である。

  この季節は夏セミが隠れ、金木犀の香りが遠くと溢れる。中稲の刈り取りに絶好の時期となる。

  漢方医学では秋は金に属し、肺に対応するので、秋の養生は肺の養生を旨とする。

  処暑の気候は乾燥して肺を傷つけやすいので、陰を補い、肺を潤す飲食を心がける。

  この時期はまだ残暑が続く。鍛錬で汗をかきすぎて唾液を消耗することのないよう心掛ける。

  処暑の導引式では主に足の少陽経筋を伸ばす。

  足の少陽経筋は第四趾から始まり、くるぶしを伝って足の外側を上り、体の両側を通じて頸部に達し、耳の後ろに沿って頭の両側に分布する。

  息を吸う時は左に腰を回しながら両腕を動かす。

  息を吐く時は右手で左股の前を、左手で右股の後を軽くたたく。これによって足の少陽経筋をねじりながら伸ばす。

  左右に腰を回してたたく動作を股から腰、腹部、胸、背中へ繰り返し、次いで逆に下へと繰り返す。

  処暑は陽が消え、陰が増える移行期なので、養生は順を追って進(すす)め、季節の変化に体を慣らすことが大事である。

(ビデオ:上海気功研究所)