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中外の友人が「何以中国」を見学 中華文明の源を探る

2022年 8月 17日17:30 提供:東方網

  「外国人が語る物語」クラブのメンバーと、上海交通大学、同済大学、華東師範大学など、上海の6つの大学の学生が8月15日、上海博物館の招きに応じて「何以中国」文物考古展示シリーズの初展示·「宅兹中国――河南夏商周三代文明展」を見学した。参加者は現代から古代文明へ通じる不思議な通り抜けを共同で体験し、その一人、バングラデシュ人の陽光(Mitu)さんは、「まるで歴史の中から戻って来たような気がする。説明員が歴史と興味深い古代の文物を説明してくれる時、私は自分の想像に身を任せ、時空を越えた」と述べた。 

  「何以中国」を見学する中外友人

  上海博物館の陳傑副館長によると、「何以中国」文物考古展示は、上海博物館が国内の各博物館と協力して開催するシリーズ展示である。今回は314点の文物が展示されているが、これらは河南博物院、河南省文物考古研究院、中国社会科学院考古研究所など20ヶ所の博物館と考古機構が収蔵する数多くの重要なコレクションを集めたものだ。計89カ所の考古遺跡から発掘されたもので、その中から特に河南省内で発掘された夏、商、周三代での重要な考古学的発見を集中的に展示している。 

  「何以中国」を見学するZ世代の中外学生

  「展示されている多くの文物から中国文化の多元化と包括を感じた」と、ベラルーシ人のバレリア·サザナバ(Valeryia Sazanava)さんは心からの驚きを隠しえない。「ここの展示品は時間を貫いている。多くの文物に時間の流れが見え、私は過去に身を置いているような気がした」。 

  ベラルーシ人のバレリア·サザナバ(Valeryia Sazanava)さん 

  韓国人の洪原淑さんは商鞅方昇に興味を持つ

  韓国人の洪原淑さんは、展示を通じて夏·商·周時代の社会生活、礼楽制度と文化面への理解が深まったという。「すばらしい文物や青銅器を通じて古代の人の生活と当時、中国社会文明の程度を理解した。計量器に興味があるので、特に商鞅方昇がおもしろかった」と述べた。 

  文物を見る日本人の大門和人さん(左)

  日本YKK(中国)投資有限公司の大門和人総経理は、婦好鴞尊に特に関心を示した。「これら4000年前の文物には本当に驚かされる。また、モザイクターコイズの骨の虎にも驚愕だ。非常に小さいが精緻にできている。会社のスタッフも見学に連れてきたい。中国で発展したければ、中国の歴史を理解するのが必要だ」と語った。

  

  青銅器に何かを感じる日本人の安達謙さん

  観光を仕事とする日本人の安達謙さんは、これまで中国の歴史的な場所に何度も行ったことがある。だが、このような文物を見るのは初めてで、「非常に価値がある。特に入り口のところの漢字で、同じ漢字を使っている日本人にとっても驚きだ。中国歴史の深さを再び感じたので、もう一度来たい」と述べた。

  (曹 俊 写真も)