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二十四節気功法|夏至:陽気が最も強まり、陰気が芽生え始める日で陽気を保つ

2022年 6月 21日11:29 提供:東方網

  夏至は、夏の第四節気である。太陽が北回帰線を直接照射し、北半球では一年で最も昼の時間が長い日である。

  この時節においては、蓮の香りが漂って蝉が鳴き始め、時雨も降る。一年で農事耕作の黄金期と言っていいだろう。

  夏至を過ぎて直射日光が当たる場所が北回帰線から南に移動するにつれて、気温はさらに上昇し、夜が長く昼が短くなる。

  夏至の日は陽気が最も強まり、同時に陰気が芽生え始める日である。そのためこの時節の養生は、陽気が身体の表面にあるという特徴に従って、陽気を保つことを旨とする。

  夏至引導式では主に手の少陰心經を伸ばす。

  手の少陰心經は手の小指の内側から肘の内側まで下り、腋に入って胸の中に終わり、横隔膜を下って小腸へ絡る経絡である。

  まず、息を吸いながら両手の十指は交差して胸の前まで上げ、片足を一歩後退させて、体を後ろにして座って、交差した両手の十指を返して前に押す。これにより手の少陰心経を回しながら伸ばす。

  そして、息を吐きながら、後退した片足を戻して両手をおろし、腰の両側に戻す。

  自分の状況に合わせて左右交互に繰り返す。

  夏は五行でいうと「火」に属す。五味は苦く、夏至の時節には苦みのある食べ物を多く食べる。真夏の暑さを発散し、食欲を促進するのに有効である。

(ビデオ:上海気功研究所)