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二十四節気功法|芒種導引式では手の少陰心經を伸ばす

2022年 6月 6日10:21 提供:東方網

  芒種は、民間では「忙種」とも言われる。芒は、麦や稲など穂を付ける植物の種にあり、麦や稲の種を蒔いたり植えたりする時期である。

  芒種は農業生産と最も密接に関連する節気である。

  芒種は真夏日を迎えたことを示す。この頃、気温が高くなり、雨量も十分である。また、芒種の後期、長江中下流域では連綿と続く長雨の梅雨の季節を迎える。

  芒種節気を過ぎると、一年の中で陽気が徐々に伸び、陰気が体内にかくれる時期に入る。睡眠では、毎日時間通りの午睡と睡眠を重視する必要がある。夜半に寝ることで最も陰を養うことができ、睡眠効果も最も良い。そして正午に午睡を取ることで陽気を養え、血気の運行にもよい。

  芒種導引式では手の少陰心經を伸ばす。

  手の少陰心經は手の小指の内側から肘の内側まで、下って腋に入って、胸の中に終わり、横隔膜を下って小腸へ絡る経絡である。

  まず、息を吸いながら、小指で両手を引き上げ、胸の前で手のひらを回して、背中を後ろに倒し、両手を上へ上げる。これで手の少陰心經を引っ張ることができる 。

  そして、息を吐きながら体を正面に戻す。手のひらを前に向けて、両手をおろして腰の両側に戻す。

  自分の状況に合わせて繰り返す。

  芒種の時節は、遅寝早起きするのがよい。忙しくても茫漠とせず、希望の種をまく。

  (ビデオ:上海気功研究所)