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新型コロナのロックダウンが続く中、屋上で結婚式=上海

2022年 5月 6日16:13 提供:東方網

 上海に暮らす米周と楊頁は、当初、4月16日に結婚式を挙げる予定だった。二人は古い洋館を会場で挙式し、その後、外で友達と一緒に楽しくダンスを踊るプランを立てていた。

 ところが新型コロナ感染の拡大で上海はロックダウンに入り、二人が住む建物も封鎖。同じ建物に住む約400人と同様、二人は茫然となった。

 しかし、こうしてはいられないと米周と楊頁は建物に住む人々と40人のボランティアチームを組織してリーダーとなり、生活に秩序を取り戻そうと住民に団結を呼びかけた。

 結婚式の予定だった日の午前中、二人は防護服を着てPCR検査に協力。そして、「午後になって、やっぱり儀式っぽい感じが必要だなぁと思ったんで、屋上で結婚式を行うことにしたんです!」。

 二人は結婚衣装を着て屋上に出ると、式を行った。隣に住む人が写真を撮ってくれた。夕日が照らす中で、二人は一緒に踊った。夜になると、この話を聞きつけた隣人が続々とプレゼントを贈ってくれた。それは、ご飯、ドリップバッグコーヒー、お酒、果物、ポテトチップス、チョコレートなどで、二人にとって、特別な時期の特別なプレゼントとなった。 

(編集:範易成)