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二十四節気導引式|穀雨:手の太陽小腸経を回して伸ばす

2022年 4月 20日14:58 提供:東方網

  萍始めて生ず。鳴鳩其の羽を払い、戴勝桑に降る。

  穀雨は春の最後の節気であり、穀雨を得て萌えることを意味する。

  穀雨の頃、ますます暖かくなり、降水も増える。花が咲き木々が茂り、生気が一番あふれる。穀雨を過ぎると、陽気が伸びるに従って陰気が徐々に弱まる。この時期の朝の運動は、自然の気をくみ取るいい方法だが、あまり汗をかいて陽気を漏らさないように気を付ける。

  穀雨導引式では手の太陽小腸経を伸ばす。手の太陽小腸経は、小指から腕の外側の後ろを通って肩甲骨を経て、首の横から上の目じりまでく経絡である。まず、息を吸う時、片方の腕ををしながら体の前から上へ上げる。上げる際、手のひらが上に、親指の先が体に向くようにする。顔は向こう側の後ろ下の方に向ける。これで、手の太陽小腸経を回して伸ばすことができる。そして、息を吐きながらもう片方の腕に手をおろし、首も正面へ戻す。自分の状況に合わせて左右交互に繰り返す。

  穀雨はすでに春の暮れで、この時期は肝臓、腎臓の保養と脾臓、胃の働きを促し、これから来る夏を健やかに過ごせるようしっかりと基盤を固めるのを旨とする。

  (ビデオ:上海気功研究所)