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新型コロナウイルスと戦う外国人の女性ボランティア=上海

2022年 3月 25日17:47 提供:東方網

  東方網25日付:上海では最近の新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの住民がボランティアとしてコロナウイルスとの戦いに参加している。この中には、上海に住んでいる外国人女性も多く、最大限の力を発揮してこの都市を守っている。

  3月13日、南京東路街道にある均楽団地でも、臨時閉鎖管理が敷かれることとなった。1700人以上の住民を管理するにあたって、コミュニティは人力の不足に直面。そこでボランティア募集のポスターを貼り出したところ、約50人が参加の意思を表明したが、その中にはロシアから来ているイローナさんもいた。

  


  臨時閉鎖の措置が取られて、コミュニティの住民がどうやって宅配便を受け取るかが重要な問題だった。だが、山のように積まれた宅配便の荷物を前に、イローナさんは仕事で培った自分の経験を活かして荷物をてきぱきと分類し、効率的に送り届けて宅配便の問題を解決した。

  イローナさんは取材に応じて、「上海で9年間生活、仕事をしています。中国語はまだできないけど、できるだけ上海を助けたいし、他の人の手本になりたい。だからボランティアに参加しました」と話した。

  


  3月18日、静安寺街道では住民が行列を作ってPCR検査を待っていた。列の整理をするのはボランティアの人たちで、その中にひときわ目立つ金髪のエヴァ·セラーノさんがいた。彼女はインディテックスグループ大中華区総裁を務めるスペイン人だが、できるだけ上海のために力を尽くそうということで、今回はエヴァ·セラーノさん自身がボランティアに参加しているだけでなく、会社のスタッフ8人も連れてきたという。

  


  3月19日、瑞金二路街道ではボランティアが大きなスピーカーで住民にPCR検査を受けるよう、呼びかけていた。しかし、外国人には分からない場合が多いので、その時は一軒一軒家をノックして状況を説明しなければならないという。そこで、フランスから来ているクラリスさんが、外国人の住民に説明することを買って出た。彼女は、「ボランティアに参加することを通じて周りの人からの暖かさを感じられ、収穫がいっぱいです」と感想を述べた。

(編集:f)