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二十四節気導引式|驚蟄:手の陽明大腸経を伸ばす

2022年 3月 4日17:36 提供:東方網

  桃始めて華さき、倉庚鳴き、鷹化して鳩と為る。

  驚蟄は二十四節気の第三の節気である。春雷が鳴り響き、万物が成長する。驚蟄は春の訪れと万物の蘇生を象る節気である。この頃、体の中では肝陽の気が上がり、陰血が不足になりがちなので、この時節の養生は陽気の発生と万物の成長という特徴に従って、春のように伸びやかで生気溢れる精神と感情、血気を養うことを旨とす。

  驚蟄導引式では主に手の陽明大腸経を伸ばす。手の陽明大腸経は人差し指から、腕の外側を通って肩へ行き、そこから更に首筋、鼻の横、そして額を通って向こう側の顎まで連絡する経絡である。息を吸いながら前足部に重心を置くように体をやや前へ倒す一方、両手は親指を伸ばしながら体の後ろから下へ伸ばし、頭部はできるだけ上へ伸ばす。これにより手の陽明大腸経を回しながら伸ばす。そして、息を吐きながら体を戻す。自分の状況に合わせて左右交互に繰り返す。

  驚蟄になれば天気もすっかり暖かくなる。薄味の食べ物で体の新陳代謝を促進し、肝臓と脾臓の働きを助けよう。

  (ビデオ:上海気功研究所)