バレンタインデーは自分の愛する人に愛を告白する日だ。プレゼントを贈って愛を伝える人が多いだろうが、自分で料理を作って贈るのもいいアイディアではないだろうか。このほど、上海の蔦屋書店で、「ハート形の寿司を手作りした愛する人に贈ろう」というイベントが行われた。

  イベントではまず、講師の美晴さんが宮崎県の万能酢や北海道のコメを使って、ハート形寿司の作り方を説明。数多くの大人と子供を誘致した。

  参加者の朱さんは、「もともと寿司を作るのは難しいと思っていたが、先生の寿司の作り方法を見て意外に簡単だった。炊き上がったごはんに万能酢を混ぜ、巻きすにおいて自分のすきな食材を入れ、巻き込んで完成させた。とってもおいしかった。帰ってから作ってみよう」と述べた。

  また、宮崎県と北海道上海事務所の担当者も会場に来て参加者と交流し、地域の自慢商品をＰＲした。

  今回のイベントを組織した匠の盛宴の責任者の森はるかさんによると、最近、日本の調味料を好きになる人が多くなっているという。「今回は玄米を発酵した宮崎県の有名な万能酢を紹介した。この万能酢は北海道の米と合わせて寿司を作るとぴったりで、口当たりもいい。寿司のほか、北海道の強力粉で作られたパンも人気だ。この強力粉の小麦は春まだ凍っている時期に種を蒔くので特にこしがある。試食した後、みんなもおいしいと言ってくれた。今回のように、特別な日に自分で作ったものを愛する人に贈るイベントを開催していきたい。そして、日本のいいものを中国の消費者に体験してもらい、好きになってもらえれば嬉しい」と述べた。

  （曹俊）