ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

キッコーマンが上海大学でオンライン講演会

2021年 12月 21日15:52 提供:東方網

  このほど、350年以上の歴史をほこる調味料メーカー·キッコーマンが、上海大学の教員や学生とオンラインで一堂に会し、特別講演会を行った。 

  講演会では、キッコーマン海外管理部新任部長の梅本洋氏が基調スピーチをした。梅本部長は、「上海大学にKIKKOMAN “紫 MURASAKI”基金を設立してからすでに11年が過ぎた。大学生の国際視野の拡大、日本文化への理解、中日間の友好の架け橋への初心は当初とまったく変わっていない。今は新型コロナのもとで、例年のように先生や学生を日本への視察に招待できないが、オンラインという交流方式で交流ができた。老舗も時代の流れに身をおいて、国際化の発展を重視している」と述べて、参加者の深い理解を得た。 

  梅本洋氏

  そしてオンラインでの交流を通じ、上海大学の学生がキッコーマンの“萬字”しょうゆ及び醤油の日本での誕生と発展の歴史について学んだ。

  キッコーマンと上海大学の縁は2010年の上海万博に始まる。当時、万博に出展していた高級日本懐石料理の料亭『紫MURASAKI』を上海大学が後押しし、上海万博の「スターレストラン」となった。この料亭で働いていたスタッフの半分以上が上海大学のインターン生であった。万博後キッコーマンはKIKKOMAN “紫MURASAKI”基金を設立し、10年以上、この基金を通して数多くの学生に奨学金をはじめ、食文化の体験講座、そして日本研修など様々な学習と交流の機会を提供してきた。

  (編集:曹 俊)