小中大
2021年 12月 9日16:28 提供:東方網
中国の言語文学雑誌『咬文嚼字』は8日、年に一度の2021年中国流行語大賞を発表した。ランク入りしたのは上位から順に:百年未有之大変局(百年に一度の局面の大きな変化)、小康(安定しやや余裕がある状態)、赶考(試験を受けに出かけていく)、双減(ダブル負担軽減)、碳达峰(CO2排出量ピークアウト)碳中和(カーボンニュートラル)、野性消費(わがままに買い物)、破防(ガードオファ)、鶏娃(子供を塾や習い事に熱心に通わせる)、躺平(寝そべり現象)、元宇宙(メタバース)である。
一、百年未有之大変局(百年に一度の局面の大きな変化)
「世界は百年に一度の局面の大きな変化に直面している」という言葉は2017年に初めて登場し、ここ数年は頻繫に登場している。中国が直面するチャンスや挑戦を表現する言葉だ。
二、小康(安定しやや余裕がある状態)
小康とは「礼記」に由来し、中国発展中宇一つの段階で「安定しやや余裕がある状態」を指す。2021年に、中国は小康社会を全面的に達成したと厳かに宣言した。
三、赶考(試験を受けに出かけていく)
この試験は中国2番目の百年目標を指すという。
四、双減(ダブル負担軽減)
中国の義務教育段階にある子供たちの宿題と学習塾の負担を、さらに軽減することを指す。子供がバランスよく、健やかに成長できるようサポートする。
五、碳达峰(CO2排出量ピークアウト)碳中和(カーボンニュートラル)
「碳达峰」はCO2排出のピークアウトという意味、「碳中和」はカーボンニュートラル、CO2中立という意味となる。昨年、中国は気候変動対策として、2030年までに二酸化炭素排出量のピークアウトを実現し、2060年にカーボンニュートラルを実現するという目標を発表した。
(編集:f)