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輸入博閉幕 日本企業:収穫がいっぱい、中国市場に自信を持つ

2021年 11月 11日18:24 提供:東方網

  第四回中国国際輸入博覧会は11月10日に閉幕した。第1回の開催以来、毎年の出展企業は国別で日本企業が一番多い。輸入博の魅了は何?出展の収穫は?日本の出展者に話を伺った。

  輸入博を通じて企業の影響力やイメージが向上

  キヤノンは今回の第4回輸入博覧会において、初めて医療展示エリアに進出。自社のもつ高い光学技術を活用した医療機器や歯科設備などを展示して、中国の「大健康」事業にフォーカスする意思を表した。 キヤノン(中国)小沢秀樹董事長は、「輸入博は世界各国の企業にとって展示のプラットフォームとなっている。弊社も中国の消費者にキヤノンはカメラメーカーというだけでなく医療機器などの事業があることを伝え、企業の影響力やイメージを向上させる力になっている。来年も出展したい」と述べた。

  グループ創立100周年を迎える三菱電機(中国)は、第4回輸入博において、企業100年の道のりと、次の100年に向けた革新的なアイディアを世界へ展示した。三菱電機(中国)有限公司董事長兼総経理の川畑勝也氏は、「輸入博は多くの企業に自社ブランドを宣伝する場を提供しており、企業間の相互理解を深める架け橋でもある。より多くのパートナーやお客様と知り合い、さらなるビジネスチャンスを創出し、各国や企業が中国とWin-Winな提携関係を構築できると思う」と語った。

  アサヒビールは初めての出展だったが、6日間の展示期間で、日本アサヒの辛口、イタリアのベロニー、チェコのボセナなど、3種類の輸入ビールを展示、試飲してもらって、消費者やバイヤーに商品と品質をアピールした。アサヒビール(中国)投資有限公司の董事長兼総経理の西村隆氏は、「博覧会は直接の交流と学習の貴重なプラットフォームだ。私達が出展している3つの商品をバイヤーや消費者に実際に飲んで感じてもらうことで、ビールに対する理解を深めてもらえる。このような機会は非常に大事なので、来年の博覧会にも引き続き参加し、より多くの輸入ハイエンド製品を展示したい」と語った。

  契約を締結、収穫がいっぱい

  今年でブランド創業100周年を迎えることを記念し、HARIOは4つの定番商品を復刻して輸入博に展示した。HARIOの周峻偉総経理は、「消費者に自分の手で実物に触れてもらい、ブランドの文化や理念を紹介するのが輸入博に参加する最大の意義だ。Eコーマスが流行している現在でも、顔を合わせて話し合うことは依然として重要だと思う。今回の成約金額はおよそ12万ドルとなる」と見積もった。

  4回連続で出展した富士フイルムは、インテリジェント医療、多彩な生活、インテリジェントオフィス、エコ·環境保護という四つの展示エリアを設置し、四大分野の商品とサービスにおいて多元化経営活動を展開していることと同時に、社会課題の解決にも貢献していることをアピールした。責任者によると、6日間に渡る展示会期間で約10社と意向契約を締結し、商業相談件数は160件を超え、ブースの来場者は2万人に達したという。

(編集:f)