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中国のWTO加盟から20年|日系企業は双方向の交流でチャンスをつかむ

2021年 11月 9日8:59 提供:東方網

  中国がWTOに加盟して20年、対外開放から世界との双方向交流まで、中国では多くの日系企業が中国と共同で発展している。日系企業は中国経済に自信を持ついっぽう、中国企業の海外進出を後押しする。このような双方向の交流で、中日双方の企業が成長を続けている。

  


  ORIX大中華区董事長である劉国平氏

  ORIX大中華区董事長である劉国平氏は、今回の輸入博の開幕式における中国市場が外資の在中国発展にきわめていいチャンスを提供しているというスピーチを聞き、「習近平主席の講話は、われわれが各界と中国チャンスをつかむ自信を確固たるものにした。EC、物流業界、エコ·低炭素、医療、デジタル経済などの発展は、弊社の中国における発展戦略とまさにぴったりしている。中日産業協力の懸け橋として、中日経済の健康、持続発展可能に唯一の思いと方案を提供するという自信を持っている」と述べた。パナソニックグローバル副総裁で中国東北アジア総代表の本間哲朗氏

  


  パナソニックグローバル副総裁で中国東北アジア総代表の本間哲朗氏

  パナソニックグループも中国の発展を物語っている。パナソニックグローバル副総裁で中国東北アジア総代表の本間哲朗氏によると、『外商投資法』の実施と「第14次五か年計画」で政府が提供した安定的な対外開放に基づき、中国事業·中国決策の体制をしっかりと推進し、2019年に中国東北アジア会社を設立した。中国市場は巨大だ。みんながインテリジェント携帯を利用して、新技術を素早く吸収できる。イノベーションへの尊重、失敗の容認といった社会の雰囲気と土壌があり、大量の技術人材をもち、強大な産業チェーンがある」と述べている。

  また、花王グループアジア区総裁の西口徹氏は、WTOへの加盟以来、中国は一連の自主開放拡大政策を実施し、市場規模が巨大に発展している。世界的に見て魅力がある市場だ。花王にとって中国市場は最も重要な海外市場であり、花王の成長を牽引する重要な市場になっている。中国市場に根を下ろすという決心は変わらない、と語っている。

  


  三井住友海上菅匡彦総経理

  三井住友海上は中国での事業展開から20年が経つが、これは中国がWTOに加盟して以来の時間と同じ長さだ。菅匡彦総経理によると、この20年、会社は安定的な成長を維持し、保険料ゼロから16億元に伸びて、中国国内で最大の日系保険会社になった、として次のように述べた。事業の分野も日系企業に財産保険の提供から、海外防疫などの分野での保険に拡大し、インテリジェント貿易保険プラットホームを積極的に共同で建設することなど、業界のプロジェクトに広がった。このように同社は、伝統的な財産保険会社から、保険技術などで総合リスク管理サービスを提供する革新的な企業に変身を遂げてきたが、成長の理由は良好な中国市場とビジネス環境にある。これからも最も重要なイノベーションでは、さまざまな努力を続けていきたい。

  (編集:曹俊)