東方網８日付：ユニクロは第４回中国国際輸入博覧会（CIIE）で１０００平方メートルの「明日奇境」を開設し、先進的な技術、イノベーション、デザインコンセプトをグローバルメーカー、リテーラー、消費者に向けて展示している。

  ファーストリテイリンググループ執行役員で、大中華圏マーケティング担当の呉品慧（JalinWu）氏は、「グローバルなアパレルブランドとして、ユニクロはLifeWearの理念に基づいてデザインされた衣服を通じて、人々の生活をよりよくすることにコミットしている。今年再びCIIEに出展して、デザイン、職人技、技術的イノベーションを基に、中国と世界中の消費者のための衣服がどうあるべきか、新たな基準の設定を紹介する」と述べた。

  今回のブースで最も注目されるのは、一本の糸で織られた丈が２.５ｍの巨大３Dワンピースだ。このワンピースは「3Dニット」という技術を利用して立体的に編み上げるホールガーメント製法で作られたもので、普通の製品に応用された場合は、糸と仕立てを節約できるほか、縫い目がなく非常に心地よい肌触りになるという。

  ユニクロは２００２年９月に中国１号店をオープンし、現在は中国本土の１８０を超える都市に約８５０店舗を展開している。２０２０年に中国国際輸入博覧会に初めて出展し、今年の参加は２年連続で、来年のCIIE２０２２にも出展する予定だ。

（作者：範易成）