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第4回輸入博に花王がRNAモニタリング技術などを展示、未来図を描く

2021年 10月 25日17:24 提供:東方網

  まもなく始まる「第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)」に向けて、このほど花王グループは、「本質研究」から生み出す未来に向けた「生態、生命、生活」をテーマとして、農業用のドローンアジュバント、高級化粧品ブランド「SENSAI」などを展示することを発表した。

  


  去年の輸入博において、花王は多数のハイテク技術と新製品を展示して、来場者に深い印象を残した。健康的美しさの分野では、「Fine Fiber Technology」の健康スキンケアエリアへの応用で、潤い保湿成分セラミド(SLE)とスプレーを組み合わせた「キュレル」新製品のイノベーティブ的な機能などが大きな注目を集めた。そしてこの輸入博で展示された製品の一部は、すでに中国で受け入れられている。

  今年の花王のブースは消費品6.1館に設けられ、ここに「未来の生態」、「未来の生命」、「未来の生活」の3つのエリアを設置する。没入型体験を通して、来場者に「本質研究」から生み出される未来図を体験してもらう。

  


  「未来生態」エリアでは、プラスチック容器の削減と水平リサイクル、原材料の調達から生産·運送·使用と廃棄の全周期で、炭素排出量の削減のための様々な対策を展示する。また、注目されるスマート農業分野では、農業用のドローンアジュバントを展示する。この製品は先進的な界面活性剤を活用し、ドローン農薬散布時に添加すると、薬液の付着、展着、張力、浸透力も大幅に高められるとのことだ。

  


  「未来生命」エリアの目玉は、世界初の皮脂RNAモニタリング技術だ。RNAモニタリング技術を通して、皮脂から環境によって変化するRNAを抽出·分析でき、肌の状況の変化とRNAとの関係を研究することができる。展示ブースでこの技術を詳しく説明し、開発製品を例として、花王のRNAモニタリング技術による「正確にお肌の状況の変化を把握すること」から「未来のお肌の状況への予想」までを紹介する。

  また、最も期待されるのは、輸入博での初公開となる花王参加の最高級化粧品ブランド「SENSAI」だ。「SENSAI」は千年の歴史がある日本の「国宝級」のシルク——Koishimaru Silkから抽出したエッセンスを採用したもので、肌のヒアルロン酸の合成を促進する。同時に、「ダブル洗浄、ダブル保湿」をコアとする茶道の精神から生み出す日本特有の丁寧な肌のお手入れ “Saho(作法)”を提唱し、しっとりとしたハリのある、シルクのようななめらかな肌を目指す。「SENSAI」ブランドでは日本式の繊細な美学と先端技術を結びつけた製品を通して、来場者に丁寧なスキンケアによる繊細な変化を感じてもらう予定だ。

(編集:f)