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5G技術を活用した救急車35台を導入=上海市

2021年 10月 9日16:53 提供:東方網

  


  東方網9日付:上海市医療救急センターではこのほど、第5世代移動通信システム(5G)技術を用いた救急車35台を導入した。「高速大容量、高信頼·低遅延通信」という特徴を持つ5Gネットワークが、救急医療の効率化と高度化に役立つことが期待されている。

  上海市医療救急センターの張志鋒主任によると、上海ではここ数年、5Gの医療救急分野への応用を模索してきた。2018年に初の5G救急車を導入し、2019年と2020年に中国輸入博の救急確保のために5G救急車を採用。そして今回は、さらに第一線の救急現場での5G救急車採用に至った。

  


  


  同センターでは患者からの連絡があったら直ちに最も近い5G救急車を手配し、健康記録を事前に共有する。そして、車内で患者の応急手当てを行いつつ、心電図や血圧、血糖などの情報をリアルタイムで病院に送信し、救急科の医師と院内の専門医がリモートで診療できるようにする。現在、5G救急車はすでに全市で活躍し始めているという。